紙基板とは

紙基板とは、紙そのものに銀パターンを印刷し、その上に部品を搭載したものです。
紙基板は薄く、柔軟性があり「折る・曲げる・筒形状にする」といった変形や、折り紙、段ボール・封筒などやインテリア・贈り物などに貼り付けた製品を作成できます。実装後のフォーミング加工が容易で紙基板は破ることもできるため、手で回路を切断することが可能です。
また、両面テープなどを使用し筐体などへ容易に貼り付けすることができ、LEDを搭載して紙の色を変化させて製品アイデアの可能性が拡大します。
＊紙基板へのパターン印刷も基板メーカーと協業しております。
［本件、特許出願中］

紙基板実装の自動化

LED部品は紙基板に導電性接着剤を用いてSMT実装機で実装しています。SMT実装機を使用することで、正確な位置に部品を配置し、適切な量の接着剤を使用することができます。製品の生産性および品質の向上に貢献します。

事例紹介

折り紙に、LED部品を貼り付けた製品

うちわに、LED部品を貼り付けた製品

掲載事例

『デザインのひきだし49』に紙基板実装に関する記事が掲載されました。

『デザインのひきだし』は、デザイナー向けに印刷・紙・加工などの技術情報をわかりやすく紹介している情報誌です。

49号では、主に紙もの、文具、アクリルなど、高品質でこだわりのある魅力的なグッズづくり情報が掲載されています。紙基板実装に関する記事は、本誌内の紙や印刷にまつわる新しい展示、新製品の情報が紹介されている「ひきだし通信」(p156)に掲載されています。

紙基板実装サービスに関して興味・関心のある方はぜひ、『デザインのひきだし49』もしくは当社ウェブサイトをご覧ください。