設備故障・修理・保全

設備保全ソリューション


設備は、生産性の向上、品質の向上や製造スタッフの安全性確保等、企業における生産活動において不可欠なものです。日常から適切に設備をメンテナンスし故障しないように設備保全を行うことで設備の価値を高め、生産活動をより円滑に行うことが可能です。

当社は、基板保全サービスとして、劣化部品交換、代替基板製作、生産中止FA機器調達の3つのサービスをご提供していますが、設備保全(劣化部品交換)は、故障した後に基板を修理するより、約40~50%の費用が低減されます。過去の経験・知見をもとにお伝えします。

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設備保全とは

設備保全は大きく予防保全・事後保全・予知保全の3つに分類されます。

予防保全

予防保全は、設備の故障を未然に防ぐために行われる保全の手法です。定期的な点検・メンテナンスを実施し、設備の状態を常に確認することで、故障のリスクを低減することができます。長期的な視点で設備保全を考える上で重要な手法です。

事後保全

事後保全は、故障が発生した後に行われる保全の手法です。故障原因の特定や修理作業などを行い、再発を防止することが目的となります。事後保全は、故障が発生した場合にしか行えないため、予防保全や予知保全と併用し、全体最適な設備保全を実現することが求められます。

予知保全

予知保全は、設備の故障を予測し、故障を未然に防ぐための保全の手法です。設備の振動や温度などをモニタリングすることで、異常を検知し、予防保全につなげることができます。近年は、機械学習やAIなどの技術を活用することにより、さらに高度な予測が可能になってきています。

当社ではこの3つの保全から「予防保全」のサービスを提供しています。
そこで、実務ステップや保全のポイントを、実際の実務から得た知見も含めてご説明します。

予防保全の実務ステップ

予防保全は、設備の状態を常に把握し、故障を未然に防ぐための取り組みを行うことが重要です。

技術情報の収集

設備メーカーや業界団体が提供する技術情報や最新の技術動向を収集し、設備の状態の把握や保全計画の見直しに役立てます。

保全計画の策定

予防保全のための保全計画を策定します。設備の種類や用途に合わせて、点検・メンテナンスの項目や周期、作業内容を決定します。

点検やメンテナンスの実施

定期的な点検・メンテナンスを実施します。点検の際には、異常値の検知、部品の磨耗・摩耗の確認など、設備の状態を詳細に確認します。メンテナンスの際には、部品の交換や清掃、調整などを行い、設備の正常な状態を維持します。

記録の作成・管理

点検・メンテナンスの実施結果を記録し、管理します。設備の状態の履歴を把握し、故障予測や保全計画の見直しに役立てます。

故障原因の分析

点検・メンテナンスで異常が検知された場合、故障原因を特定し、解決策を検討します。必要に応じて、部品の交換や修理を行い、設備の故障を未然に防ぎます。

パフォーマンスの改善

点検・メンテナンスにより、設備のパフォーマンスが向上した場合、その改善点を特定し、それを維持するための保全計画の見直しやメンテナンスに関わるトレーニングの取り組みを行います。

適切な保全計画の策定

サポート期間が終了した設備の場合、部品の調達が難しくなったり、技術的に陳腐化していることがあるため、保全計画を十分に立てることが重要です。具体的には、部品の在庫確保や機器の改良などのアップグレード、外部専門家の知見を取り入れた点検などを行うことがあげられます。

点検、メンテナンスの徹底実施

サポート期間が終了した設備は、部品や技術的な支援が限られているため、設備の状態をよく把握しておくことが重要です。定期的な点検・メンテナンスを徹底的に行うことで、故障を未然に防ぐことができます。また、点検の際には、設備の状態を詳細に把握し、部品の交換や清掃、調整などを行い、設備の正常な状態を維持することが重要です。

技術情報の収集とアップグレードの検討

サポート期間が終了した設備に関しては、最新の技術動向を収集し、アップグレードの検討を行うことが必要です。設備メーカーや業界団体が提供する技術情報を収集し、設備の改良やアップグレードを検討することで、設備の維持・改善につながります。

バックアップ体制の整備

サポート期間が終了した設備においては、部品の調達が困難になることがあるため、適切なバックアップ体制の整備が必要です。設備の予備機の導入や設備に搭載されているFA機器の在庫化などの対策を検討することで、装置の延命を図ることができます。

部品調達ができなくなった設備の保全方法

装置内には、さまざまなFA機器が搭載されています。FA機器の調達が難しくなってきた場合には、注意が必要です。FA機器の内部には、電子基板が入っており、取り扱いの注意が必要です。不用意に触ると、必要なデータの紛失や基板内部の回路の破壊につながり、復旧ができなくなることもあります。

当社においては基板に関わる保全サービスを提供しています。ぜひ一度お問い合わせください。

JOHNANの設備保全ソリューション

当社は、基板保全サービスとして、劣化部品交換、代替基板製作、生産中止FA機器調達の3つのサービスをご提供します。

設備は故障する前に、原因となる可能性の高い部品や経年劣化を起こしやすい部品を交換することで、故障リスクを低減するだけでなく、装置の延命に繋がります。設備保全(劣化部品交換)は、故障した後に基板を修理するより、約40~50%の費用が低減されます。当社は設備保全に関する経験や知見を保有しております。お困りの際はお気軽にお問い合わせください。

事例:三菱電機 I/Oユニット(AX40Y10C)

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